私の結婚式で取り入れた感動演出
結婚式は2人の新しい門出でもあり、今まで育ててもらった両親やお世話になった人に感謝する場でもあります。心こめて演出をすればどんな演出でも感動をします。
結婚式で取り入れた感動の演出は、出席者が見えない部分でもしました。それはバージンロードを歩く前のベールダウンです。花嫁はベールを下ろしてからバージンロードを歩くのですが、そのベールダウンを母親にしてもらいます。母親のしてもらうのは、バージンロードは父親と歩くからです。ベールを下ろすときにする親子の会話は、今までもらった多くの愛情を感じる瞬間でもあり、感謝の気持ちでいっぱいになります。送り出す母親も、寂しさと嬉しさと色々な感情で涙する場面でもあります。
結婚式で多くの人が感動する瞬間といえば花嫁が贈る両親への手紙です。しかし、親に育ててもらって感謝しているのは花嫁だけではなく花婿も同じです。男性は両親へ手紙を読むのが結婚式であっても恥ずかしいという人もいます。そんな人でもできる演出が、プロフィールDVDに自分気持ちをこめた手紙を挿入することです。実際に口に出して言うわけではないので恥ずかしさも軽減できます。花婿の母親は、普段息子から感謝の気持ちを伝えられる機会もないので会場も感動に包まれます。手紙と一緒に成長の記録が流れることで、今まで自分が育ててきた我が子が一人前になって家族を作るという感慨深い気持ちにもなります。
花婿が花嫁にサプライズ演出をするのも感動します。仲の良い友達と花嫁が好きなアイドルグループの踊りとダンスを完コピして贈りました。踊りや歌のできはイマイチでも、仕事が忙しい中練習してくれた気持ちだけでも嬉しくなります。また、普段はそのアイドルグループに興味がないのに覚えてくれたことにも感動します。その気持ちが花嫁への愛情の深さに感じます。演出は自分の気持ち次第で、どこまでも感動するものになります。相手がどうしたら喜んでくれるか一生懸命考えることが感動につながります。